臼中で拾ってきた玉髄を形成してみることにしました。
視認できる範囲で3種類の鉱物から成る石です。
ちょっと頑張ってaviutlで矢印と文字を画像に加えてみました。
先ずはダイヤモンドカッターで底切りしました。
そして電着ダイヤモンドカップホイールで形成。
まだかなり荒いですが一旦ここでストップ。
・・・なんか白いな、、、。
拡大。グリーンタフの緑色がほとんど削られて無くなってしまった!?
全体を濡らしてみました。
グリーンタフの濃い緑は表層の薄い厚みしかなかった模様。
もうちょっとこう、模様が生まれると思っていましたが、結果は均一な灰色。
均一色なグリーンタフには魅力を感じません。
そして自分が思っていた以上に玉髄が中に埋もれていた模様。
いっそのこと、グリーンタフの灰色部分をほとんど削り取ってしまおうかなと悩み中です。
捨てる覚悟で母岩をほぼ無視した玉髄の鑑賞石として形成しちゃおうかと。
原石の形状から大きく崩れてしまいますがノッペリした灰色がメインになるより満足できそう。
問題はグリーンタフがどこまで続くかわからないこと。
削って削ったその末にタマネギの芯だけ残ったような品になっちゃう可能性も。
ここまでやって、ここまで書いておいてなんですが、
実は形成を始める前からこうなるのではないかと予想はしていました。
まだ手を付けていない本命の石があるのでいいのです。
あと、小さな臼中梅花石は研磨を終え、作台中です。
底切りすると石がさらに半分ほどに小さくなりそうだったので、底切りせずに作台します。
形状を確認するため、粘土で型を造っている段階です。
※↑以上20170715
※↓追記20170813
グリーンタフの灰色部分をダイヤモンドカッターで大胆に切り取ってみました。
表層のグリーンタフの下では玉髄の広間が私を待っているのだと想像していたのですが、
運悪いことに玉髄同士が繋がっていませんでした。
大きなグリーンタフ母岩の中に小中の玉髄がたくさん埋もれている感じでした。
ということで正体が判明してすっきりしたので、この石では鑑賞石作りしないことに決定!
コメント
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暑くて作業着を着るのが辛いです
今は小物で精一杯ですが頑張ってみますね